設備管理業務は、商業ビルやオフィスビルなどの財産価値や機能をより良くより長く保たせるのが目的になります。設備の維持管理のため、幅広い経験と進化するシステム情報や関係法令の改変への知識、機器ごとの特徴を見分ける確かな目と迅速な判断が設備管理業者へ求められています。また、コンピュータ・システムによって高度化・複雑化するビル機能に対しての対応やノウハウをもっているかが設備業者のチェックポイントにもなります。
※1. 一般的に、可動機器である開閉機器は、接触部の腐食、潤滑グリースの変質・硬化、気密パッキングの変質等は経年とともに進行するので、ほぼ6年の周期で実施することが推奨されています。一方静止機器である変圧器の内部点検や避雷器の特性試験等は10〜15年の周期で実施するのが望ましいとされています。