

貸主の依頼受付
- 貸主の氏名、住所、賃貸目的等の確認
- 目的物件、賃貸借条件を確認するとともに物件調査等のために必要な資料の提供を貸主に求めます。
物件の調査
- 物件調査として、目的物件の所在地・構造・面積・設備等の現況および周辺の環境の現地調査
- 権利のかくにんとして、建物登記簿により、抵当権、仮処分、仮差押え等の有無の調査
- 貸主の賃貸権限のうもの調査
- 賃料査定のため、情報誌、業者チラシ等の収集および現地調査により、賃料事例を収集し調査すします。
媒介依頼の受託(貸主と媒介業者契約の締結)
- 貸主からの依頼を正式に承諾したとき(媒介契約が成立した時)は、契約内容を書面化して締結
- 貸主との媒介契約内容(取引態様、目的物件の内容、賃貸条件、当事者の義務、入居者の選定条件等の確認)
- 賃貸借の媒介については、その契約内容を書面化することは宅建業法上義務付けられてないが、紛争防止の観点から、賃貸借の媒介の場合も、契約内容を書面化することが望ましい。
物件の紹介
- 紹介地面の作成
- 入居者の募集活動の展開…誇大広告の禁止(宅建業法32条)、広告の開始時の制限(宅建業法33条)
- 借主希望者からの問合せ、借り希望者の来店に対応して、入居者希望条件の確認、人柄を見極める
- 借り希望者の入居希望条件にあった物件の情報提示・説明、現地への案内等
借り希望者の物件特定(借り)の媒介契約締結
- 借り希望者に対し、最終的な賃貸借の意思の確認
- 借り希望者の入居申込の意思が明らかになれば、その意思の確認のため入居申込の徴求
- 上記の借り希望者が物件を特定した時点で「住宅の標準賃貸借媒介契約書(借主用)を用いて媒介契約の締結
借り希望者の診査と入居可否の通知・決定
- 賃料支払能力の確認等借り希望者に係る調査および保証能力の確認等連帯保証人に係る調査
- 上記の調査・確認の結果を貸主に報告し、その審査を経た後、貸主の意思の確認
- 貸主の諾否の決定について借り希望者に通知、入居「可」の場合は、「契約締結日・時間・場所」「必要な書類等」および「保証人の了解の取つけ」等通知・指示
重要事項の説明
- 権利関係、設備関係、賃貸借条件等の必要な事情を確認し、重要事項説明書の作成
- 重要事項説明書に基づき、借り希望者に対し、重要事項の説明…(宅建業法35条)
賃貸借契約の締結と金銭の授受
- 賃貸借契約書の作成と補助
- なお、書面は国土交通省作成の「賃貸住宅標準契約書」を用いるのが望ましい。
- 賃貸借契約書に貸主と借主の双方の署名押印を取り、双方に賃貸借契約書(原本)の交付…書面の交付(宅建業法37条)
物件の引渡(媒介報酬の受領)
- 借主に鍵を引渡、目的物件の引渡を行う
- 依頼者から媒介契約で約定した媒介報酬の受領

