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管理組合の会計における不祥事の抑止策とは?

  • 銀行印の保管方法
    銀行印の保管者は理事長とし、預金通帳は会計担当理事保管として、預金の払戻しにつき相互に牽制をさせる。(ただし、管理会社に保管させることができる。)
  • 管理会社名義の預金口座で組合の資金を管理させてはならい。(ただし、管理会社が管理費等の収納事務を行なうにあたり必要とされる最小限の期間はこの限りではない。)
  • 預金通帳の副印鑑の制度は利用しない。
  • 銀行のキャッシュカードの作成を禁止する。
  • 会計担当理事が複数いる場合は、役割をはっきりさせ、責任者を明確にしておく。
  • 記録、計算の業務の分離をできるだけ図る。
  • 通帳、現物、証憑書類相互の承認確認を定期的に行なう。

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マンション管理組合のための会計学

監査のチェックリスト

 

全般的な検討

 

チェックポイント 実地済

概況の把握

各種委託業務費の金額の種類、支払い方法

 

財務の分別管理法(マンション管理の適正化の推進に関する法律施行規則第87条第1号イ・ロ・ハに該当するか?)

 

収納口座および保管口座はどこの金融機関か?

 
管理費等保証制度への加盟の有無(イとロは加盟していなければならない)  

自主運用する資金について保管および会計報告の取扱い

 
ペイオフ対策の資金運用に関する取扱い  
収支決算案の素案の提出期限  
会計期間はいつから?  
過去に総会で問題になってないか  
公益法人会計基準準拠なのか?企業会計基準との折衷型なのか  
実際の資金移動方法や時期について、管理組合の資金の流れを質問して、賃借対照表に計上される預金残高の正当性を吟味する情報を入手する。  
予算編成方針を確かめ、前年度実績に多少の余裕を満たすだけなのか、一定項目について予想を行い、これを織り込んだ結果によるものかについての情報を入手する。  

 

書類の網羅性

全ての書類がそろっているか?

・会計報告書  ・補助資料  ・証憑書類

 
残高証明書の全口座分がそろっているか?  
残高証明書を自主運用資金についても入手しているか?  
残高証明は必ず原本を確認する  
証憑書類がそろっているか?  
あて名が自己の管理組合あてとなっているか?  
当期の会計報告書の数字が前期の会計報告書書と一致するか?  
当期の会計報告書相互間が一致するか?  

 

比較

前期実績と当期実績を比較する。

 
当期予算と当期実績を比較する。  
前期実績と当期予算を比較する。  

 

会計処理基準の確認

現金主義か発生主義か。

 

 

 

 

収入・支出等項目

 

チェックポイント 実地済

管理費等収入

収入は正しく計上されているか?  
未収管理費等は正しく計上されているか?  
前受管理費等が収入に計上されていないか?  
雑収入など他の収入に計上すべきものが混入していないか?  

 

受取り利息

普通預金などの会計区分に対応して正しく計上されているか?

 

 

受取り保険金

対象となった保険事故の内容を確かめる。

 

入金を確かめる。

 

受取り保険金に対応する修繕費などの支出がないかを確かめる。

 

 

雑収入

計上されている内容を確かめ、雑収入に計上して良いものかを調べる。

 

 

○○会計より繰越金収入、○○会計へ繰入金支出

前期の総会議事録を閲覧して総会で承認された内容と一致しているか確かめる

 

会計単位間の繰入金収入と繰入金支出が一致しているか確かめる。

 

 

○○預金取崩し収入、○○預金取崩し支出

取崩した原因を質問し、取崩すべきものだったのかを確かめる。

 

資金運用に方針に見合う妥当な取崩し支出であるかを確かめる。

 

 

各種委託業務

定額委託業務費については管理委託契約書で月額を確かめ、会計期間に対応する金額が計上されているかを確かめる。

 

変動委託業務費は作業実施の有無を確かめる。

 

 

水道光熱費

請求書および領収書と計上額がいっちしているかを確かめる

 

対応する収入が計上されている場合には、収入計上額と比較して支出額との乖離金額の妥当性を確かめる。

 

 

保険料

領収書から求めた支払金額と支出金額と賃借対照表の資産計上額(保険積立金など)の合計が一致するかを確かめる。

 

保険付保額の妥当性を確かめる

 

 

消耗品費

証憑突合し、支出の合理性を検討する。

 

 

修繕費、建物診断費

作業実施および完了の事実を確かめる。

 

支払の事実を確認する。

 

 

組合運営費、役員活動費

組合運営費と役員活動費の計上区分が適切化を確かめる。

 

役員報酬は報酬規定などの定めと一致しているかを確かめる。

 

 

雑費

雑費ではなく、その他の支出項目に計上すべきものが含まれて内科を確認する。

 

 

雑損失

処理の妥当性を検討する。

 

 

予備費

実績が計上されている場合は、内容を確かめる。

 

 

 

 

資産・負債等項目

 

チェックポイント 実地済

現金、預金

実査して、実在性を確かめる  
預金は金融機関発行の残高証明と突合する。  
預金に計上すべきじゃない項目が含まれないかを確かめる。  

 

未収入金(未収入管理費等)

未収管理費等は正しく計上されているか?  

 

前払い金、未成工事支出金、仮払い

支出の事実を確かる。

 

各勘定項目へ計上することが適切であるかどうかを確かめる。

 

 

有価証券、修繕積立債券

証券の現物または保護預かりの場合は残高証明により、実在性を確かめる。

 

運用方針に従っているかを確かめうる。

 

 

(管理会社に対する)預け金、未払金、立替金

管理会社の資金清算フローに基づき処理がなされているかどうかを確かめる。

 

 

電話加入権

実際の設置場所および電話番号を確かめ、実在性を確認する。

 

 

保険積立金

領収書から求めた支払金額と支出金額と賃借対照表の資産計上額(保険積立金など)の合計が一致するかを確かめる。

 

保険付保額の妥当性を確かめる

 

 

未払金

請求書などで計上の妥当性を確かめるとともに、次期に支払われているかを確かめる

 

予算超過を避けるための未払金となっていか?

 

 

前受金

収入は正しく計上されているか?  
未収管理費等は正しく計上されているか?  
前受管理費等が収入に計上されていないか?  
雑収入など他の収入に計上すべきものが混入していないか?  

 

仮受金

なぜ残高が残ったのかを確かめる。

 

 

預り金、預り保証金、敷金

何の預り金であるか、申込書・契約書などで確かめる。

 

敷地外の駐車場および駐輪場を賃貸している場合は収支額も検討する。

 

 

借入金

残高を金融機関の残高証明書を入手して確かめる  
借入金について、借入手続きが正しく行われているかを確かめる。  
借入金元本の返済および利息の支払が遅滞なく行われていることを返済予定表などで確かめる。