
資産・負債等項目の勘定項目のそれぞれを監査する際には次の項目に注意が必要です。
| 勘定科目等 | チェックポイント |
負債 未払金 |
請求書等で計上の妥当性を。もれなく未払金が計上されているかを確かめるために、前期の未払金明細書を閲覧して、前期に計上されているが当期には計上されていないものがないかを検討します。計上されていないものが存在する場合には、会計担当理事に確認する。
予算超過を避けるための未払となっていないかを検討する滞留している未払金が存在しないか、予算超過を避けるための未払となっていないかに留意して、明細書の内容を検討します。 |
前受金 |
収入は正しく計上されていますか?全ての組合員の1ヶ月当りの管理費等の金額合計を計算し、これに会計期間の月数を乗じた金額と一致するかを確かめます。
未収管理費等は正しく計上されていますか?勘定科目の内訳明細書の中の未収金明細書の前期と当期を比較して滞納状況について、会計担当理事に質問して確かめます。また、滞納している組合員に対する督促業務が行われているか、未集金の回収に繋がっているか。滞納金額が増えてないかを調べます。
前受管理費等が収入に計上されてませんか?当期に入金された翌月以降の管理費等が、当期の収入として計上されていないか調べます。
雑収入などの他の収入に計上すべきものが混入していませんか?会計担当理事に質問したり、収入の明細書や補助簿を通査して、雑収入など他の収入に計上すべきものが混入していないか確かめます。 |
仮受金 |
なぜ残高が残ったのかを調べましょう?仮払金と同様、決算にあたり生産しておくことが原則の処理ですから、残高が計上されている理由について、会計担当理事に質問して確かめましょう。 |
預り金 預り保証金 敷金 |
何の預り金であるか、申込書・契約書などで確かめます。管理組合の場合は駐車場または駐輪場の利用者からの保証金がほとんどです。現在の利用者名簿で預り保証金・敷金明細に記載された相手先が一致しているか、1区画あたりの保証金に契約者数を乗じて求めた金額と賃借対照表計上額が一致するかを確かめる。
敷地以外の駐車場・駐輪場を賃貸している場合は収支差額も検討する。区画不足で敷地以外の駐車場・駐輪場を賃貸し、土地所有者等に賃貸料を支払っている場合には、駐車場・駐輪場に関する収入と収支を確認して収支差額がマイナス(赤字)となっていないかを確かめる。もし、マイナス(赤字)になっている場合には、空き区画による収入減や使用料収入水準が適切でない可能性がありますので収支改善策を講じる必要があることも留意してください。 |
借入金 |
残高を金融機関の残高証明書を入手して確認する。預金と同様、残高の正確性および網羅性を確認するため、借入金融機関発行の残高証明書を入手します。 |