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マンション管理組合のための会計学

資産・負債等項目のチェックポイント

資産・負債等項目の勘定項目のそれぞれを監査する際にには次の項目に注意が必要です。

資産項目

勘定科目等
チェックポイント
現金・預金

実査して、実在性を確かめましょう。

現金、普通預金通帳や定期預金証書などの現物を確かめ、資産に計上されている現金・預金の全てが実在するかを確かめます。

預金は金融機関発行の残高証明と突合しましょう。

口座名義人が現在の理事長または管理者と一致しており、口座番号、金額が一致しているかを残高証明書で確認します。

預金に計上すべきでない項目が含まれていないかを確かめましょう。

預金に計上すべきものは、普通預金・当座預金・定期預金・通知預金・郵便預金・金銭信託であり、貸付信託やMMFは有価証券に計上することが妥当ですので、預金として表示すべきでないものが含まれていないか明細書などで確かめます。

未収入金(未収管理費等)

収入は正しく計上されていますか?

全ての組合員の1ヶ月当りの管理費等の金額合計を計算し、これに会計期間の月数を乗じた金額と一致するかを確かめます。

未収管理費等は正しく計上されていますか?

勘定科目の内訳明細書の中の未収金明細書の前期と当期を比較して滞納状況について、会計担当理事に質問して確かめます。また、滞納している組合員に対する督促業務が行われているか、未集金の回収に繋がっているか。滞納金額が増えてないかを調べます。

前受管理費等が収入に計上されてませんか?

当期に入金された翌月以降の管理費等が、当期の収入として計上されていないか調べます。

雑収入などの他の収入に計上すべきものが混入していませんか?

会計担当理事に質問したり、収入の明細書や補助簿を通査して、雑収入など他の収入に計上すべきものが混入していないか確かめます。

前払い金

未成工事費出金

仮払金

支出の事実を確かめる。

領収書などで当期に支出されているかを確かめます。

各勘定項目へ計上する事が適切であるかを確かめる。

これらはいずれも時期以降に支出項目へ振り替えるべきものとして、当期は資産計上されるものですから、支出項目への振り替え予定を確かめます。

未成工事支出金は、大規模修繕工事などの工事代金を工事完了前の工事着手時点と中間時点で支払い、工事完了までに会計期間が終了した場合にに用いられます。

決算にあたり、仮払金など将来どの支出項目に振り替えるべきかが確定しないものは清算しておくことが原則なので、なぜ残高が計上されているのかを確かめましょう。

有価証券

修繕積立

債権

証券の現物または保険預かりの場合は残高証明書により、実在性を確かましょう。

現金・預金と同様、実在性を確かめることが重要ですので、金融機関へ保護預け賭している場合は、預金。借入金と同様、残高確認書を入手することが必要です。

運用方針に従っているかを確かめる。

管理組合の資金運用はローリスク・ローリターンが原則ですので、通常は元本われの危険がある金融商品への投資しないと考えられていますが、このような危険性を考慮した運用となっているかを明細書などで確かめます。

(管理会社に対する)

預け金(未払い金、立て替え金)

管理会社に会計業務を委託している場合には、管理会社の資金生産フローに基づき処理がなされているかを確かめる。

全般的事項-概況の把握で示したとおり、管理委託契約書であらかじめ確認しておいた財産の分別管理方法から、業務委託している管理会社との管理費等および各種支払い資金の生産フローに基づいて、資金管理がなされているかを確かめます。

電話加入権

実際の設置場所・電話番号を確かめ、実在性を確認しましょう。

マンションによっては、管理員の事務室に電話が設置されており、この加入権を資産計上している場合もあると思われます。

実際利用されていることを支出項目の電話料金で確かめておきましょう。

保険積立金

対象となった保険事故の内容を確かめましょう。

担当理事などに質問して、事故の概要を把握し、共用部分の補修などが必要ではないか、今後も同種の事故が発生する可能性がないか検討します。

入金を確かめる

保険会社からの入金通知、入金口座の記帳済みの通帳を確認します。

受け取り保険金に対応する修繕費などの支出がないかを確かめる

保険金事故に伴い発生した修繕費などの有無を、担当理事に質問したり、支出項目の明細を通査して確かめ、もし対応する支出が存在する場合には、受け取り保険金計上金額と比較して実質てきな自己負担金が生じないかを確かめる。

負債項目

勘定科目等

チェックポイント

負債

未払金

請求書等で計上の妥当性を。

もれなく未払金が計上されているかを確かめるために、前期の未払金明細書を閲覧して、前期に計上されているが当期には計上されていないものがないかを検討します。計上されていないものが存在する場合には、会計担当理事に確認する。

予算超過を避けるための未払となっていないかを検討する

滞留している未払金が存在しないか、予算超過を避けるための未払となっていないかに留意して、明細書の内容を検討します。

前受金

収入は正しく計上されていますか?

全ての組合員の1ヶ月当りの管理費等の金額合計を計算し、これに会計期間の月数を乗じた金額と一致するかを確かめます。

未収管理費等は正しく計上されていますか?

勘定科目の内訳明細書の中の未収金明細書の前期と当期を比較して滞納状況について、会計担当理事に質問して確かめます。また、滞納している組合員に対する督促業務が行われているか、未集金の回収に繋がっているか。滞納金額が増えてないかを調べます。

前受管理費等が収入に計上されてませんか?

当期に入金された翌月以降の管理費等が、当期の収入として計上されていないか調べます。

雑収入などの他の収入に計上すべきものが混入していませんか?

会計担当理事に質問したり、収入の明細書や補助簿を通査して、雑収入など他の収入に計上すべきものが混入していないか確かめます。

仮受金

なぜ残高が残ったのかを調べましょう?

仮払金と同様、決算にあたり生産しておくことが原則の処理ですから、残高が計上されている理由について、会計担当理事に質問して確かめましょう。

預り金

何の預り金であるか、申込書・契約書などで確かめます。

管理組合の場合は駐車場または駐輪場の利用者からの保証金がほとんどです。現在の利用者名簿で預り保証金・敷金明細に記載された相手先が一致しているか、1区画あたりの保証金に契約者数を乗じて求めた金額と賃借対照表計上額が一致するかを確かめる。

敷地以外の駐車場・駐輪場を賃貸している場合は収支差額も検討する。

区画不足で敷地以外の駐車場・駐輪場を賃貸し、土地所有者等に賃貸料を支払っている場合には、駐車場・駐輪場に関する収入と収支を確認して収支差額がマイナス(赤字)となっていないかを確かめる。もし、マイナス(赤字)になっている場合には、空き区画による収入減や使用料収入水準が適切でない可能性がありますので収支改善策を講じる必要があることも留意してください。

借入金

残高を金融機関の残高証明書を入手して確認する。

預金と同様、残高の正確性および網羅性を確認するため、借入金融機関発行の残高証明書を入手します。

 

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