>>問1〜10 >>問11〜20 >>問21〜30 >>問31〜40 >>問41〜50
※ 出題当時以後の法令等の改正には対応していません。
【問題31】 給水方式に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.給水方式は、大きく水道直結方式と受水槽方式に区分される。
2.水道直結方式は、直結直圧方式と直結増圧方式に分けられる。
3.受水槽方式には、必ず高置水槽が必要である。
4.高置水槽方式の給水圧力は、変動が少なく安定している。
【問題32】 マンション設備の調査診断に関する記述で最も不適切なものはどれか。
1.ステンレス鋼板製受水槽は、腐食しないので調査対象外とする。
2.ポンプユニットの診断は、鉄部の腐食、異常振動、制御盤の動作チェック、モーターの絶縁抵抗等を調査する。
3.給湯用銅管の腐食は中央式給湯方式では潰かい食、孔食が目立つ。
4.排水通気立管は排水が直接接触していないが、調査対象とする。
【問題33】 給水設備の修繕設計に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.給水設備の機器・装置類の改修施工を前提とした現場調査の対象項目として、機器搬入、作業環境、機器・装置まわり、機器・装置設置スペースに留意した。
2.既存大型受水槽は分割されていなかったため、改修設計では中間仕切付受水槽を選定した。
3.設計標準震度1.0Gの高置水槽を選定した。
4.実績使用水量と当初の設計予想水量を対比し受水槽容量を再検討した。
【問題34】 排水管の材料別劣化状況とその原因及び調査方法に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.亜鉛めっき鋼管(SGP管)の劣化状態は局部腐食である。
2.排水用硬質塩ビライニング鋼管は、管端部の腐食をみるため継手接合部の調査を行う。
3.排水用鋳鉄管は抜管調査で肉厚を測定し、残存寿命を判定する。
4.硬質塩化ビニル管(VP管)は日光等による強度低下は生じない。
【問題35】 トラップと通気管に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.トラップは、トラップ内の封水により排水管から臭気や衛生害虫が室内へ侵入することを防止する。
2.封水の深さは昭和50年建設省告示第1597号により35o以上50o以下と定められている。
3.通気管はトラップ内の封水を保持し、排水の流れを円滑にするために設けられる。
4.特殊継手排水システムは、伸頂通気方式の一種である。
【問題36】 ディスポーザー排水処理システムに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.このシステムは、ディスポーザーを台所流しに取り付け、生ごみを破砕して水と共に直接公共下水道に排水するものである。
2.このシステムの届出の際に、所轄官庁に対して、維持管理計画書を提出する必要はない。
3.ディスポーザー排水管には、排水トラップを取り付けなくてもよい。
4.このシステムを設置する場合には、台所流し排水管は単独の専用配管とする。
【問題37】 マンションのガス設備に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.ガス配管の資産区分は、「地境」であり、道路側の配管はガス事業者、敷地の内側はガスメーターを除きマンションの入居者あるいはマンションの管理者の資産になる。
2.LPガス容器は、漏れたガスが滞留しない風通しの良い場所に設置する。
3.ガスの修繕工事は露出配管となるケースが多いので、事前に入居者又はオーナー等の了解が必要である。
4.共用換気として、SE・Uダクトが採用されている場合、改修で機器を大きなものに変更しても、既存ダクトはそのまま再使用できる。
【問題38】 マンションの防火・防犯設備に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.連結送水管は、消防隊専用の設備で、寒冷地では配管に水のない乾式が用いられる。
2.防犯設備とは、共用部、外周部の防犯監視、出入り口管理と専用部(住居)への侵入警報等のことである。
3.スプリンクラー設備は、火災の初期消火に有効で、火災の感知から消火まで自動で行う消火設備で、マンションには通常乾式開放型が用いられる。
4.閉鎖型乾式スプリンクラー設備は、アラーム弁の2次側に圧縮空気を充填したもので、寒冷地に適している。
【問題39】 マンションの換気設備に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.第3種換気は、自然給気と機械排気とによる換気である。
2.マンションの排気方法は、共用ダクトを利用する「Uダクト方式」や「SEダクト方式」が過去に採用されてきたが、ダクトのスペース・メンテナンス・換気性能等の問題で、現在は「各戸水平排気方式」が多く採用されている。
3.全熱交換器は、換気の際に、排気する空気から熱と湿気を給気する空気に戻すため、熱のロスが少なく省エネに有効である。
4.換気回数とは、室容積を1時間当たりの換気量で除したものである。
【問題40】 マンションの空調設備に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.マルチエアコン室外機の設置にあたっては、重量が大きいため、搬出入経路と設置場所の検討が必要である。
2.天井カセット型エアコンのメンテナンスは本体を取り外す必要があるのでパネルを開けて行うことが不可能なので容易にはできない。
3.エアコン室内機は形状により、露出型、隠ぺい型、天井カセット型と呼ばれる機種がある。
4.現在のエアコンは10年前より高効率化しており、更新では新機種との交換が有利である。